日本電動式遊技機工業協同組合(理事長 里見治)と回胴式遊技機商業協同組合(理事長伊豆正則)は10月20日、福島県福島市飯坂町の『パルセいいざかコンベンションホール』において『福島県応急仮設住宅・カラオケ歌合戦<決勝大会>』を開催しました。この催しは、仮設住宅に住まわれている方々のコミュニケーション促進を目的としたもので、昨年秋に宮城県で開催した大会に続いて第2回目、ラジオ福島様の協力により行われました。
今回は、福島県内10ヶ所の仮設住宅で行われた予選会を勝ち抜いた代表者21名が出場し、自慢ののどを披露しました。また、各仮設住宅からは、それぞれ45名の応援団も参加。工夫を凝らした熱気あふれる応援合戦が行われたほか、ゲストの昭和のいる・こいる、Wコロン、普天間かおり、みちのくボンガーズの面々が会場を大いに盛り上げました。
大会は、ラジオ福島・深野健司アナウンサーの司会で、審査委員長の日電協・里見治理事長が「思うような生活が送れない仮設住宅の皆様に、少しでもストレス解消に繋がるお手伝いをさせていただきたいとのことから、カラオケ歌合戦を企画しました。短い時間ではありますが、どうか思いっきり歌われ、熱のこもった声援をお送りいただければ幸いです。私たちも一緒になってこのひと時を楽しませていただきます」と開会のあいさつをしました。
この日の出場者は、31歳から77歳までの男女21名。演歌からムード歌謡に至るバラエティに富んだ歌声に、会場に詰めかけた一般来場者を含めた約700名の皆様に、歌あり、涙あり、笑いありの約3時間を過ごしていただきました。
大会を終えて、この日一番に会場を訪れた地元・飯坂町にお住まいの女性は、「全く見ず知らずの人たちばかりの歌合戦でしたが、皆さんが大きな声で声援している姿を拝見していたら、涙が溢れてきました。私たちには知りえない毎日の大変なご苦労があるのだと思います。今日は、本当に良い機会を提供してくださり感謝しています。感動しました」と感想を語ってくださいました。